かんながら

阿部敏郎の公式ブログです。

2013年05月

初めのうち、人生とは気まぐれな風に吹かれて翻弄される木の葉ようなものだと思っていました。 今は真逆です。 人生は、何一つ偶然はなく、何ひとつ無駄もなく、大いなる叡智によって営まれている緻密なストーリーだと確信しています。 そこに登場するすべての人 ... 続きを読む
初めのうち、人生とは気まぐれな風に吹かれて翻弄される木の葉ようなものだと思っていました。


今は真逆です。

人生は、何一つ偶然はなく、何ひとつ無駄もなく、大いなる叡智によって営まれている緻密なストーリーだと確信しています。

そこに登場するすべての人は、主人公である自分からみればエキストラですが、同時にその一人一人から見た時は、自分のほうがエキストラになります。


そんな相互関係の中でお互いに役割を果たしあい、お互いの意識が更なる高みに上るために援助し合っているのです。

もちろん当事者同士はそんなことは夢にも思っていません。

ある時は敵であり、ある時は味方であり、お互いに何のために出会っているかなど考える由もなく、その時々のニーズを満たし合っています。


でも、いつか誰もが気付くでしょう。

人生で出会ったすべての人は、他ならぬ自分のために登場してくれた、かけがえの無い人だったということを。

たとえそれが、自分からすべてを奪おうとした人だったとしても、その役を完璧に演じてくれた、天からの使いだったことを。







昭和58年12月、人生観がひっくり返るような気づきを得ました。

そして更なる深い真理があることを直感し、それを得るために人生を1から生き直してみたいと思いました。


その翌日、所属契約を結んでいた芸能事務所に出向き、今日限りで引退することを告げました。

生活のことやお金のことに対する不安は消えていました。

というのも、その時の気づきの一つは、人生を自分の力で生きてきたのではなく、常に大いなる力によって生かされていたというものだったからです。

例えもし、住む家をなくして、路上で行き倒れになったとしても、それが大いなる思し召しであるならば、喜んで受け入れようと思いました。

その気持ちは今も変わっていません。



さて、その時対応してくれた事務所の社長は、僕の顔を一目見ただけで、辞める決心が固いことを見抜いたようでした。

事務所を辞めるのではなく、このような仕事そのものを辞めるというのですから、それなりの迫力を感じたのだと思います。


そして彼は言いました。

「敏郎くんは、いつまで契約が残ってましたか?」

「確か、8月更改だったと思います。」

「わかりました。現在入っている仕事で終了しましょう。でも8月までは我が社の所属ということで給料を受け取ってください。」


「え?」

たいした活躍はしていなかったのに、平均所得の何倍もの給料を貰っていて、それをこの先ずっと支給してもらえるとは、なんて幸運なことかと思いました。


その日限りで、夜な夜な六本木のネオン街に入り浸る生活を止めて、家の中に閉じこもり、やりたいことだけをやって、結局はそのお金で数年間も生活することができました。

やりたいこととは、精神世界の本を読み漁ること、そして瞑想でした。


当時はまだ、インドやチベットの覚者の講話集くらいしか的を得たものがなく、何度も同じ本を繰り返し読んだと思います。

その甲斐あって、さらなる気づきを迎えることができました。

本を読むこと自体が目覚めに繋がる訳ではありませんが、目覚めの瞬間、この出来事が、まぎれもなく真実であることを、本の知識が証明してくれました。

余談ですが、いまもこうしてメッセージを送り続けているのは、あなたが僕と同じ体験をした時に、その体験を隅々まで説明してくれる知識を提供しておきたいからです。


もしあの時、社長が生活の援助をしてくれなかったとしたら、その後の展開は違っていたことと思います。

でも「もし」は存在せず、起きることが起きた結果だったのでしょう。


いまでもその社長に感謝していますが、先日お亡くなりになったことをTVで知りました。

葬儀にも参加しませんでしたが、こうして感謝の気持ちを送り続けています。



相澤さんのご冥福をお祈りしています。








   

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沖縄に帰ってきてからのんびりしています。 でもいくらのんびりしても、ここには僕よりもっとツワモノがいます。 猫たちです。 彼らを見ていると勉強になります。 彼らは100%くつろいでいますが、意識は油断なく覚めています。 ほんの小さな音も見逃しませ ... 続きを読む
沖縄に帰ってきてからのんびりしています。

でもいくらのんびりしても、ここには僕よりもっとツワモノがいます。

猫たちです。


彼らを見ていると勉強になります。

彼らは100%くつろいでいますが、意識は油断なく覚めています。

ほんの小さな音も見逃しませんし、必要とあらば、ひらりと体をかわします。


それにしてもこの脱力状態はどうでしょう?

彼らの心の中には、何一つ分裂も葛藤もないようです。

なんの緊張もありません。


その一方で人間は、あれはしてはいけない、これをするべきだ、何が正しくて何が間違っているのか、そんな観念にがんじがらめにされて、身動きが取れなくなっています。

身体中は緊張して、まるで筋肉の束のようです。


社会の監視や正しさを、全部脱ぎ捨てて、空に向かって、「ワーッ」と叫んでみたら、少しは猫たちのように寛げるかもしれませんね。



それでは、ご一緒に。


「ワーッ」



ねっ、なんだっていいよね。

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昨日の東京講演会。 場を盛り上げてくれたのは18歳の青年でした。 最近はチラホラと大学生がいて、息子みたいで嬉しいです。 それにしても、みんないい感性をしていて、大切なポイントを理解しています。 凄いな。 僕が18歳の時とは大違いです。 や ... 続きを読む
昨日の東京講演会。

場を盛り上げてくれたのは18歳の青年でした。

最近はチラホラと大学生がいて、息子みたいで嬉しいです。


それにしても、みんないい感性をしていて、大切なポイントを理解しています。

凄いな。

僕が18歳の時とは大違いです。

やはり時代は進化している、そう思います。

きっと彼らが僕たち世代を導いてくれる時代がやってくることでしょう。


人生も、自分も、世界も、個々人の観念が作り出しています。

自分自身がすべてを作り出していたことを知るのは衝撃的です。

でも、観念に対する真実は、観念で理解されてしまうので、「気づき」という剣を持って、観念そのものを伐採することが必用です。

そんなお手伝いをしていけたらと思っています。





いつもならこのタイミングで沖縄に帰るのですが、今夜はライブのリハをして、明日帰ります。

10日間ほど沖縄で過ごし、そのあとはチェンマイに行ってきます。



それではまた。






   


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6月講演会のお知らせ

東京 6月23日 

名古屋 6月30日

詳細は各都市名をクリックしてください。

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とても静かな午後を過ごしています。 昨日、一冊の本が届きました。 ある出版社の社長が、自分が気にいった新刊を送ってくれるのです。 いままでにハズレがないので、彼は僕がどんな内容を望んでいるのか知っているのでしょう。 今回の本には、「上級者向け ... 続きを読む
とても静かな午後を過ごしています。


昨日、一冊の本が届きました。

ある出版社の社長が、自分が気にいった新刊を送ってくれるのです。

いままでにハズレがないので、彼は僕がどんな内容を望んでいるのか知っているのでしょう。


今回の本には、「上級者向け」と書かれていました。

内容を読んでみると、まさにこれまで伝えてきたことが、そのまま書かれていました。

この本の作者は、まぎれもなく「私」であり、「大いなるひとつ」です。



ということは、「いまここ」ブログも精神世界の上級者コースということです。

僕もそう思っていますし、そういう人たちに書いています。

読者には、宗教界や、各界のリーダーもいるでしょう。

一通り精神世界を学んで、何が真実かわかり始めた人たちには、面白い読み物となっていると思います。


コメントを残す人は数百人に一人ですが、こちらも興味深く読ませてもらっています。


で、上級者コースとはなにかと言うと、何を学ぶかではなく、何をすべきかではなく、「どう在るか」を実践して、人生で唯一の宝である、「自分とは誰か」の答えを知る最終ステップです。

ここに至って、初めて、悠久の旅が終わります。

それは皮肉にも、最初から旅人はおらず、旅そのものも夢だったことを知る、どんでん返しの目覚めによってもたらされます。





そのためのガイドが、このブログです。

ここに書かれたことは、合っているか間違っているか、正しいか否かを検証する人のものではありません。

ここに書かれたことが信頼でき、そのうえで道を歩もうという人のために書かれています。


わからない記事があっても構いません。

それでも何度も咀嚼しようとすれば、ある日、霧が晴れたように理解できる日が来ます。

その理解の方向が、道そのものです。


道を歩む人の態度には、純粋さ、素直さ、軽快さ、そして忍耐が求められます。

僕はそんなあなたの役に立ちたいと思っているし、それが唯一のやりたいことです。








   

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いまの自分は、いままでの自分とは何の関係もない。 いままでどんな考え方をしてきたかとか、何をしてきたかとか、してこなかったかとか、そんなことといまの自分は何の関係もありません。 いまの自分・・・それは名前の付けようのないもの。 なぜなら、いつだっ ... 続きを読む
いまの自分は、いままでの自分とは何の関係もない。

いままでどんな考え方をしてきたかとか、何をしてきたかとか、してこなかったかとか、そんなことといまの自分は何の関係もありません。


いまの自分・・・それは名前の付けようのないもの。

なぜなら、いつだって新しく生まれ変わっているからです。


そんな自分を見つけられたら、もう探求は要りません。


ところが人は、真逆の自分を自分だと思っています。

その自分とは、過去の束。

過去の記憶のすべてを、自分として持ち運んでいるのです。






「いまここ」とは、「本当の自分」という意味です。


それがわかれば、自分を高めようとか、一番思慮深い人間でいようとか、もっと結果を出そうとか、そうなれば自分を認められるとか、そんな思いは湧きません。


いまの自分で、100%OKだと知ります。



あ~、よかったね(^o^)







   


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次回、沖縄いまここ塾は、6月3日(月)です。

詳細はコチラから。

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25年前にプロデュースさせてもらった「七福神」のキーボードの沼ちゃんと、来月のライブのリハで会いました。 いっしょにパフォーマンスするのは初めてです。 終わった後、みんなで食事をしていたら、沼ちゃんが 「あのころ阿部さんが、『人生にゴールなんてな ... 続きを読む
25年前にプロデュースさせてもらった「七福神」のキーボードの沼ちゃんと、来月のライブのリハで会いました。

いっしょにパフォーマンスするのは初めてです。


終わった後、みんなで食事をしていたら、沼ちゃんが

「あのころ阿部さんが、『人生にゴールなんてない。いまがゴールだ』って言っていた言葉、あのころは何だかわからなかったけど、その後の人生にすごく役立ちました」

と言ってくれました。


当時僕は、ある日突然ひっくりかえってしまった価値観を抱えて、現実生活をどう生きるのか模索中でした。

まだまだ危なっかしい面が多々あり、だれかれ構わずに、隙を見てはメッセージを伝えていたと思います。


長年かけて少しずつ、社会の中で生きることが上手になりましたが、伝えたいことはいまも変わっていません。

この先、25年くらいは伝え続けることでしょう。


その時は・・・85歳?!





きっと、ロックバンドやってます(^o^)

そのときは、みなさん会場にいらしてください。

スタンディングだと全員死んでしまうので、横になれる寝具を用意しておきます。



あっ、そうそう。

まえにみんなが書いてくれた「叶えたい夢」


もうひとつのブログに全部掲載しています。

コチラです。

また見直してみるといいですよ。









   

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今日は日曜日。 大阪のホテルの窓から見える光景も、なんとなくのんびりしています。 前々回の記事(何度でも、何度でも)への、テポドン羽田さんからの質問です。 >ではその完璧な宇宙、たったひとつのいのちは何であるのか? 面白い指摘ですね。 ... 続きを読む
今日は日曜日。

大阪のホテルの窓から見える光景も、なんとなくのんびりしています。



前々回の記事(何度でも、何度でも)への、テポドン羽田さんからの質問です。


>ではその完璧な宇宙、たったひとつのいのちは何であるのか?


面白い指摘ですね。


あえて答えるならば、この質問自体が、部分側から全体を理解しようとしています。


しかしそれはできません。

部分が把握するには全体はあまりにも巨大です。


全体を感得したとき、その問い自体が消え去ります。


それが答えです。








よい一日をお過ごしください。






   


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