Mondogurosu

>講演を聞くことは、悟りに関して有用と思われますか? 

>情報として悟りに纏わる色々を知識として入れても、なんら本質は変わらないと、長年の経験から思います。

>自分では、若干なりとも悟りに近づけたのは禅を実践しだしてからです。

>講演を聞いても、知識と悟りたいという欲望ばかりが大きくなるばかりで、かえって悟りから遠ざかると思います。


言いたいことはよく分かります。

確かに正しい情報を得たとしても、そのことが悟りに繋がるわけではありません。


だからと言ってそれらの情報が無意味ということでもありません。

あなたが目覚めた時、それまでに学んだ言葉たちが一斉に命を吹き返し、その境地がまぎれもない真実だということを証明してくれるでしょう。

そして気づきを豊かにしてくれます。



さてここからは、もう一歩踏み込んだ話をしましょう。

何度も言ってきたことですが、悟りというものは、悟っていないと思っている人の言葉であって、実際は全ての存在は最初から悟りの中にあります。

もの心ついてからの長年の習慣で、「分離した自己という錯覚」と同化してしまい、悟っていないという夢を見ているだけです。


このことが理解できる人に先ほどの説明をするとしたら、説明自体が変わってきます。


講演を聞いたり、本を読んだり、特定の修業をしたり、経典を学んだりすることの全ては夢の中の出来事だということ。

何故言い切れるかといえば、それらをやっている自己そのものが夢だからです。


そして悟り(自己という錯覚からの目覚め)は、何かをした結果起きることではありません。

ふいに訪れる、突然変異のようなものです。


もし確実に目覚めに誘われる方法が存在していたら、人類はもっと早く目覚めていたことでしょう。

でもそういうことは起きません。

繰り返しますが、その方法を実践している人自体が夢だからです。


夢の中のあなたが、夢から覚めるためにあらゆることをしても、夢が強化されるだけだというのは分かりますか。

夢から覚めるのは、夢の登場人物ではなく、夢を見ているその人です。


では誰が夢を見ているのか。

あえて言うなら、全体が自己という夢を見ています。


したがって夢から覚める(悟る)のは、あなたではなく全体です。


>自分では、若干なりとも悟りに近づけたのは禅を実践しだしてからです。

いま述べたように、悟る手段としての実践はあり得ませんが、本当の禅の実践は、そのまま悟りそのものです。

これは禅寺で修行僧を導く立場の者であれば同意してくれると思いますが、修業とは悟るためのものではなく、実際に悟りを生きるためのものです。


このことはマインドには理解できません。

マインドは過去や未来をリアルなものとしているので、いつの日か、いま以上の自分になれると信じていて、そのための修業を生き甲斐とします。


そのことが駄目だと言っているのではないですよ。

あらゆる経験をするためにこうして生きているのですから、なんでも思ったことをやったらいいのです。


然るべき時が来たら、芽が出て花が咲きます。

それは起きることであって、自己が起こすことではありません。



身もふたもない話でしたが、それでも真実の情報に触れ続けることは大切です。

坐禅や瞑想の実践も続けたらいいと思います。


坐禅も瞑想も、自己がやる行為ではなく、全体によって為されるものなので、それそのものが無自己と言えます。

そこに、本当の自分の香りが漂ってくることでしょう。

美容にもいいですよ。


zazen2
おっ、いまグッと掴んだかも(笑)


さて頂いたコメントですが、昨日の深夜に頂いていた分を、間違って消去してしまいました。

謝ろうと思っていたら、いったんコメントを開いたページが残っていて、そのページを更新すると消えてしまうために、コピーして新たにコメント欄にペーストしました。

そんなわけで、いくつかのコメントが今朝の7時50分に同時にアップされています。

他意はありませんので、ご了承ください。


そう言えば2年前にも同じことがあって、その時も同じように処理したのですが、不具合で僕の名前でアップされてしまい、自作自演だと騒がれました。

そんなこともあって躊躇したのですが、今回はサイト自体が変わったからか、ちゃんとできました(^^)



それにしても阿部という男は、執拗に攻撃対象になりますね(笑)

これも不徳とカルマの現れなのでしょう。

僕自身は何を言われてもいいのですが、僕にシンパシーを持つ人が切ない思いをするのではと、そのことは気になります。


そんなこんなでいろいろありますが、よろしくお願いします。


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【お知らせ】

恒例の秋分の日の瞑想会。

今回は9月23日に浜松で行います。

会場でのイベントは昼の12時からですが、今年の秋分点は早朝5時なので、その時間に少数の人だけで瞑想会をします。

場所はホテルオークラ浜松のインペリアルスイートルームで150平米もある超豪華な部屋。

参加者のみなさんも前日から同ホテルに宿泊していただきます。

明日また詳細をお知らせしますので、年に一度のイベントを一緒に楽しんでくれる人はお早めにお申し込みください。

今年もいつものメンバー(僕と、智子さんと、さとうみつろう君)がお相手します。