かんながら

阿部敏郎の公式ブログです。

カテゴリ: チベット問題

昨日見た昼のニュースワイドショーで、チベット問題を取り上げていました。 ダライラマ14世が先代の転生者として認められるまでの経緯。 ダライラマが亡命した理由。 ひとつの民族が抹殺されようとしている現状。 本物のパンチェンラマ11世の重要性。 ... 続きを読む
昨日見た昼のニュースワイドショーで、チベット問題を取り上げていました。


ダライラマ14世が先代の転生者として認められるまでの経緯。

ダライラマが亡命した理由。

ひとつの民族が抹殺されようとしている現状。

本物のパンチェンラマ11世の重要性。


手前味噌ですが、ずっとここで取り上げてきた問題のポイントは、間違いではなかったようです。



見ていて物足りなさは残りましたが、ひと月前に同じ番組で、チベット騒乱の原因をチベット鉄道開通による貧富格差の拡大だとしていたことを考えると、ずいぶんと正確な情報を流すようになったと思いました。






僕はテレビや新聞が、あまりチベット問題に踏み込まないのは、ある種の陰謀だと思っていましたが、もしかしたら単なる怠慢なのかもしれません。

民族が不当に弾圧され、虐殺や拷問がまかり通り、その文化が抹殺されようとしている現状は国際社会の脅威であり、絶対に許してはいけない問題なのに、意外と日本メディアの関心が薄いのです。



その原因は、メディアを担う人だけでなく、日本国民全体が、民族的誇りをすっかり奪われてしまったからではないでしょうか。



戦勝国のアメリカに魂までも抜き取られ、その隙間に反日教育が叩き込まれて民族意識が希薄になった結果、他国の民族の危機に対して、あまり大きな関心を持たなくなってしまったのだと思います。





せめてここ沖縄の人たちには、大きな声をあげてほしいと思います。

というのも、僕は沖縄とチベットにいくつもの共通点を見るからです。



大国に囲まれて生き残りに苦心した歴史。

武器を好まずに平和外交を心がける姿勢。

宗教感覚や霊的資質が日常生活の中に育まれていること。

温和で優しい気質。

自分たちの伝統文化を愛し頑なに守ってきた姿勢。

どんな苦境の中でも笑顔を絶やさない国民性。




その他にもたくさんあって、チベット人が沖縄に来ると、自分の国に帰ってきたようなムードを感じるそうです。


その同胞がここまで苦しんでいるとき、いまこそ「沖縄から世界へ」というスローガンのもと、無策な日本政府を超えて一致団結して抗議の声を上げる時だと思うのです。


その時、沖縄が抱える不当な問題の数々も、多くの人の意識に訴えることができるのではないでしょうか。




僕も微力ながら、ここ沖縄から声を上げていきたいと思っています。





今朝は違う内容の記事を書いていたのですが、いまひとつ気乗りがしなくなって、こちらの記事を書き始めました。



いまチベットで起きていることの重要さを、もっともっと認識してほしいと思います。


この問題は、人類が人類としてどう生きていくのかという、基本的な問題だと思うのです。






チベット問題が風化しないように、これからも注目していきます。

賛同してくれる人は押してください。

   
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連日このブログでは、目の前で起きている中国政府による非人道的な行為を止めさせたい思いから、チベット問題を取り上げています。 今日は少し視点を変えて考えてみます。 もし僕が中国に生れて、そこで愛国主義教育を受け、エリート候補生に抜擢されて、 ... 続きを読む
連日このブログでは、目の前で起きている中国政府による非人道的な行為を止めさせたい思いから、チベット問題を取り上げています。


今日は少し視点を変えて考えてみます。






もし僕が中国に生れて、そこで愛国主義教育を受け、エリート候補生に抜擢されて、結婚し子供を持ったとしたら、今のこの情勢にどんな対応をするだろうか。



おそらく世界が何を言おうが、党中央の指導に従って、国家のために命懸けで働くと思います。


それが正義だし、そんな生き方に誇りを持つことでしょう。

もし本当に天国と地獄があったとしたら、そのような生き方で天国に行けることを確信すると思います。




今の中国政府のやり方は、外の世界から見るとあまりにも強引で自分勝手ですが、内部にいれば、それを批判する世界が横暴に見えるのではないでしょうか。


こういう対立は日常社会にも起きていて、およそ人間同士の対立というものは、善と悪との対立ではなく、善と善との対立です。

でも善なる自分から見れば、対立する相手は悪に見えるでしょう。




いま漢民族がチベットに対して行っているのは、チベット文化の破壊と漢民族化です。

それがチベット問題の根幹です。




漢民族はなぜそのような行為を正義だと信じて行えるのか。


ずっと日本人をやっている僕たちにはわかりにくいことですが、漢民族はたかだか100年前まで、異民族の満州族に支配されていました。

当時そこで行われたのが、漢文化に対する破壊と、満州族化です。



僕らが昔の中国人を思い描くとき、弁髪(お下げ髪のように編んで垂らした髪型)を思い描きますが、あれは満州族の風習であって、漢民族は強制されていただけです。


満州族は漢民族にこのような指令を出しました。

『頭を留めんとするものは髪を留めず、髪を留むる頭を留めず』

要は、弁髪にするか、首から上をちょん切るか、どちらかを選べと言うわけです。




また、女性が着るチャイナドレスも満州族の民族服です。

ちなみに大きく切れあがったスリットは、男性の目を意識したものではなく、乗馬をする時に便利だからだそうです。

騎馬民族ならではのアイデアです。


中国人の象徴のような弁髪もチャイナドレスも、本来の中国(漢族)のものではなく、漢族の文化が破壊された結果だったのです。


その時代に実権を握った民族が、自らの文化で国中を染め上げていくのは当たり前だという感覚が、中国には今でもあるのだと思います。


民族とは何かという定義にも触れますが、およそ地球上に存在する民族は、長い歴史の中で、そのような形で周囲を吸収合併してきたのではないでしょうか。




昔はいいけど、今はいけない。

それが僕たちの論理ですが、中国は聞く耳を持ちません。





書いていてなんだか中国擁護みたいな記事になってしまいましたが、そのように視点を変えてみるのも、問題解決に向けた大切な要素だと思います。


中国という国の体制がこのままでいいとは思いませんが、お互いを理解しあいながら、地上から苦しみを減らす努力をしていきたいものです。





今日も読んでくれてありがとうございました。






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オリンピックほど政治色の強いスポーツイベントは他にありません。 かつての日本がそうだったように、オリンピックは発展途上国にとっては、国威の高揚、国民の団結、祖国への誇りを育むまたとないチャンスです。 同時に海外に向けて、自分たちの国力を示す機会でも ... 続きを読む
オリンピックほど政治色の強いスポーツイベントは他にありません。


かつての日本がそうだったように、オリンピックは発展途上国にとっては、国威の高揚、国民の団結、祖国への誇りを育むまたとないチャンスです。

同時に海外に向けて、自分たちの国力を示す機会でもあります。



特に今回の北京オリンピックは、中国共産党独裁国家体制を世界各国に認めさせる、とても大きな意味を持っています。

だからこそ、開会式に各国首脳の列席を求めているのです。

オリンピックはまぎれもなく政治イベントなのです。



その中国がチベット弾圧の真っただ中で叫びます。

「オリンピックに政治を持ち込むべきではない!」



今の日本政府や国民の反応も同じです。

「オリンピックに政治を持ち込むべきではない!」







昨日のフランスでの聖火リレーをどう思いましたか。

あのものものしい警備体制・・・あそこまで厳重な警備が敷かれたのは、中国当局からの要求があったからです。

すなわち、各国が責任を持って聖火を通過させる義務があるというわけです。

そういう意味では、昨日は最大限の警備をしていましたよね。




でもそれも限界です。

イギリスにもフランスにも、中国にはない国内事情があるからです。

それは「世論」です。


あれ以上の実力行使に出れば、国民の反発は必至で、それはすなわち政権交代につながっていきます。




その事情は中国には実感できません。

中国には世論がないから、わからないのです。


中国が自分達の一方的な態度を改めて、賢明な対応に打って出るしか解決の道はないと思います。

いつそこに踏み切るかです。




僕自身の考えでは、チベットやウイグルが中国の一部だということを認めて、各国が中国政府に協力する形で、解決策を探るのがいいと思います。


とにかく目標は、中国政府の人権蹂躙政策にストップをかけることです。





昨日のフランスでの強い抗議行動・・・彼らが全く行動しなかったほうがよかったと思いますか。



賛否両論あると思いますが、少なくとも抗議活動の結果、ある動きがありました。


中国の内政問題には関与しないとの立場を取っていたロゲIOC会長が
「IOCは深刻に憂慮しており、中国政府にチベット情勢の平和的な解決を求める」
と発言したのです。

これはフランスやイギリスでの、聖火リレーへの抗議活動を見ての結果です。





僕らが知るべきことは、まだまだたくさんあります。

何も知ろうとしないで達観した態度をとるのは簡単ですが、この現実は自分自身も共に作り出しているという責任の立場に立つことが、解決への小さな一歩になると信じています。


世界を少しでも住みやすい場所にするために、平和と繁栄を享受する僕たちにできることはたくさんあると思います。


日本もこのまま知らぬ顔をしていてはいけないと思うのです。





このままではいけないと思ってくれる人は、ボタンを押して意思を示してください。

   






今夜も「いまここ塾」で詳しくお話しします。
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昨日沖縄は海開きで、近くの波の上ビーチでは、観光客の皆さんが泳いでいたみたいです。 これから5月の連休までは一足早い夏気分を味わえるかもしれません。 5月から6月にかけては梅雨ですが、梅雨が明ける6月後半から夏休みまでは、真夏の沖縄をシーズンオフ ... 続きを読む


昨日沖縄は海開きで、近くの波の上ビーチでは、観光客の皆さんが泳いでいたみたいです。

これから5月の連休までは一足早い夏気分を味わえるかもしれません。

5月から6月にかけては梅雨ですが、梅雨が明ける6月後半から夏休みまでは、真夏の沖縄をシーズンオフ料金で味わえるのでお得ですよ。



なんて、沖縄観光のPRなんかして、今日は何を書こうか考えているわけですが、やっぱり今一番書きたいことにします。




そうなると・・・やっぱりチベットかな。

「え?また?」なんて言わないで付き合って下さい。


僕なりに思うところを書いてみます。



チベットがデモを通して要求している内容は、チベットの文化、言語、風習、宗教を守りたいというものです。

民族としての最低限の要求です。

それを言っただけで、中国当局から激しい弾圧にあい、僕らの想像を超えた仕打ちが待っています。


「ある尼僧の証言」にもありましたが、それを覚悟でデモに参加するのですから、我々も遠巻きに傍観しているだけではなく、ほんの少しでも彼らの役に立ちたいと思ってしまうわけです。



さらに、彼らが求めているものの中に、ダライ・ラマへの信仰があります。

中国政府は躍起になってダライラマを悪者にしようとしていますが、それだけチベットの人達のダライラマへの信頼があついわけです。



何故こんなにもダライラマへの気持ちが大きくて深いのでしょうか。



今日はそんな話をしてみます。





先代のダライ・ラマ13世の時世には、まさに世界が大きく動こうとしていました。

チベットは、清とイギリスとロシアという大国に挟まれて、どのようにして生き残るのかを模索していました。


ダライ・ラマ13世は、このままではチベットは他国の侵略をうけ崩壊してしまうと警告します。

当時チベット国内を覆っていた退廃的ムードを一喝したのです。

そして急死してしまいます。

1934年のことでした。



その後、1940年に今のダライ・ラマ14世が即位しますが、さらにその20年後、ダライ・ラマ13世の言葉どおり、チベット政府は中国に滅ぼされてしまいます。



この経緯に対して、チベット人達はこのような解釈をしています。

ダライ・ラマ13世が警告したときには、もはや歴史は変えられない状況で、チベットに最悪の事態が起きた時、ダライ・ラマ自身が高齢でリーダーシップがとれないことを危惧して、いったん生まれ変わることで、その混乱期を20代の青年として迎えたというものです。


このこと一つとってみても、どれだけダライ・ラマへの気持ちが深いかが見えてきます。



人間が持つそのような心(信仰心)を踏みにじろうとしても、それは後々禍根を残すだけで、解決には行きつきません。

それを中国政府は力づくで、無理やりにでも成し遂げてしまおうとしているわけです。




昨日のロンドンでは、聖火リレーの沿道で大規模な抗議デモが開かれたそうですね。

このあと、フランスやアメリカを聖火が走るそうですが、どうなるのでしょうか。




これほどわかりやすく人権問題がクローズアップされたことも稀です。

世界は今選択肢を突きつけられていると思います。


経済を重視するのか、人権を重視するのか。



もちろん人権問題はチベットだけのことではありませんが、もしこのまま各国がチベット問題を無視したとしたら、この地上から人権と呼べるものを、人間自らが捨て去ったことになります。


やっぱりチベット問題は、とても大きな問題だと思うのです。





最後まで読んでくれてありがとうございました。

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昨日また四川省でチベット系住民らのデモがあって、中国政府発表では1人怪我ということですが、目撃者の話では15人が射殺されたそうです。 チベット関連のニュースがあまり報道されないのは、隣の国を刺激したくないからでしょうか。 僕にはよくわかりません。 ... 続きを読む
昨日また四川省でチベット系住民らのデモがあって、中国政府発表では1人怪我ということですが、目撃者の話では15人が射殺されたそうです。


チベット関連のニュースがあまり報道されないのは、隣の国を刺激したくないからでしょうか。

僕にはよくわかりません。



前々から思っていたことですが、僕たち日本人はチベットのことをあまり知りません。

情報が少ないからです。


中国とチベットの関係にしても、今回の騒乱で初めて知った人もいたでしょう。


20年ほど前、ある友人が、「チベットに行きたいのだけど、チベット大使館はどこだろう」って聞いてきたことがありました。

実は僕もその時までチベット大使館なるものがあるような気がしていて、「きっと中国大使館の近くだろう」なんてバカな答えをしたのを覚えています。


その後、様々なことを知り、このままではいけないと思うようになりましたが、ほとんど何もできないまま今日に至っています。







今回のラサ騒乱が起きた時、テレビはどんな論調で事件を伝えているのかと見てみたら、
この騒乱の大きな原因はチベット鉄道(青蔵鉄道)の開通にあると断じていて、唖然としました。

鉄道のせいで貧富の差が広がり、それが住民の不満を爆発させたというのです。


しかもそこには、いつもチベット問題を憂慮してきたチベット人有識者が、その説を支持するような発言をしていました。

おそらくは数十分のインタビューの中で、テレビの編集側が、最も自分たちの番組に適した部分だけを抜き取ったのでしょうが、茶の間受けを狙ってチベット問題の核心を矮小化してしまったと思いました。





前にも書きましたが、チベット問題を解決するために中国政府を糾弾しても、そのこと自体が解決に向かうとは思いません。

むしろ中国側の立場を理解する姿勢で、対話に持ち込むことが現実的かと思います。



しかしその一方で、まったく非難や抗議が止んでしまうと、世界がこの問題を容認していると受け取られかねません。

現に中国政府が、北京オリンピックをチベット問題の正当化に使おうとしているのは明白です。



本来ならば、IOC(国際オリンピック委員会)が圧力をかけるのが効果的だと思うのですが、彼らはスポーツイベントを開催するのが使命だという立場から、政治問題には終始後ろ向きです。



でも、このままでは済まないでしょう。

済ませてはいけません。



今年こそが問題解決に向かう最大のチャンスだと思います。

オリンピックという国際イベントが、間接的にでもこの問題を解決できるように祈るばかりです。




あまりにも少ない報道に失望するだけではなく、微力ながらもこのブログにおいて、この先も注目していきたいと思っています。






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ちょっと考えてみたんですけど・・・ その国の考え方や立場や、もろもろあるとは思いますが、人を殺したり苦しめたりするのはやめませんか。 世界中でやめましょう。 いつも世界には、何かの悲しいニュースがあります。 たとえば、イラクの自 ... 続きを読む
ちょっと考えてみたんですけど・・・


その国の考え方や立場や、もろもろあるとは思いますが、人を殺したり苦しめたりするのはやめませんか。


世界中でやめましょう。







いつも世界には、何かの悲しいニュースがあります。


たとえば、イラクの自爆テロで何十人も死んだとか・・・

いつも聞いているから、あんまり驚かない。



ウイグルで暴動があったって記事が、申し訳なさそうに新聞の片隅に載ってます。

でも実際に起きたことは、数千人規模の衝突。

これまでの虐殺の歴史が物語るように、今回も多くの罪なき人が殺され、拷問にあっています。

この生々しい惨劇に対して、ただ小さく「ウイグルで暴動」と一言。

何が起きたかまでは伝わりません。



いろんな国がいろんな事情で、いろんなこと言いながら暴力振るってます。



理屈はもうわかったから、とにかく非人道的な行為はやめましょう。

それをやめてもらわないと、話になりません。





ちょっと考えればわかる簡単なことを、人はなぜできないんでしょう。






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昔はテレビや新聞から受け取る情報は絶対的なもので、そのニュースの扱いの大きさが、重要度を示していると疑いませんでした。 3月10日以来、チベットの現実が浮き彫りになったというのに、その騒動の背景にあるものや、その経緯など、国民が当然知らなければいけない ... 続きを読む
昔はテレビや新聞から受け取る情報は絶対的なもので、そのニュースの扱いの大きさが、重要度を示していると疑いませんでした。

3月10日以来、チベットの現実が浮き彫りになったというのに、その騒動の背景にあるものや、その経緯など、国民が当然知らなければいけない基本的な情報が与えられないまま、なんとなくチベットで暴動が起きて、中国政府が鎮圧したみたいな、中国政府に都合のいい一方的な報道がなされてきました。

そんな報道姿勢の裏側まで考えてしまって、なんとも不甲斐無さを感じる一方で、ならば少しでもとばかり、チベット関連の情報を書き続けてきました。

チベット問題の陰に隠れていますが、今中国で起きているもう一つの民族の戦いに、ウイグル騒乱があります。





ウイグルとは東トルキスタンのことです。

西トルキスタンはソ連が崩壊後、次々と独立をしたウズベキスタン、キルギスタン、カザフスタンなどの地域のことです。

ちなみにトルキスタンは、その名前の通り「トルコの土地」という意味で、トルコ民族がいかに大きな勢力だったかが窺えます。


ウイグル(東トルキスタン)の人たちの言語も、文化風習も、中国というよりはまるっきりのトルコ系で、民族的には中国の一部とすることに無理があります。


しかし中国は、チベット同様、決してこの地を手放すことはありません。

防衛上はもちろんのこと、多くの石油資源や天然ガスを抱えているからです。

チベットの鉱石同様、ここでは石油が乱掘され中国に送られています。




ソ連の崩壊後、東トルキスタン(ウイグル自治区)にも独立の気運が高まりますが、中国政府はチベットに対するのと同様、武力によって徹底的に鎮圧しました。

それがいまチベット騒乱の勢いと共に、再燃しだしたのです。


少数民族がみな独立することが、今の世界情勢の中で現実的かどうかは別として、少なくとも人権が踏みにじられるようなことはあってはならないと思います。



人類がみんな、地球という名の大きな家族の一員だと気づくまで、紆余曲折があるでしょうが、国とは何なのか、民族とは何なのかということの意味も、その基本から問い直してみたいと思っている今日この頃です




今日も読んでくれてありがとうございました。


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